企画趣旨
厚生労働省の発表によると2025年には全国の外来患者数がピークを迎え減少局面に入ることが見込まれています。また、「Amazonファーマシー」や「楽天グループのヨヤクスリ」という従来の「医療機関から近いと有利」という構造を見直し患者の流れを大きく変化させるサービスも始まりました。また、大手チェーンは各種アプリを活用した患者・顧客の囲い込みに力を入れ、その決算発表資料には登録者数を公表する会社が増えています。このような変化に対応するため地域チェーンには真に地域に選ばれる~顧客関係性の強化~に取り組むことが、不可欠となっているといえるでしょう。そこで本企画では、患者・顧客・地域との関係性の強化の具体的な取り組みとして処方箋送信システムの登録 59.7% 送信率11.5%※24.8現在、月処方箋受付回数当たり 処方箋1枚当たり 保険外売上297.9円を実現した※24.1-8現在 有限会社ファルマ 代表取締役 田村憲胤氏を講師にお招きし、その取り組みのポイント、また、このような取り組みを支えた、社内の組織づくりの工夫について事例を交えてご紹介頂きます。田村社長には、22年2月にも登壇いただいていますが、そこからの成長の過程もお話しいただけると存じます。より多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
プログラム
1.オリエンテーション
2.問題提起~本セミナーの企画意図~
3.事例に学ぶ!名実ともに選ばれる薬局へ
患者・顧客・地域との関係性強化で生き残りを図る~たむら薬局の取り組み~
有限会社ファルマ 代表取締役 田村 憲胤 氏
4.質疑応答形式のパネルディスカッション
5.クロージング
※講演内容等は、予告なしに多少の変更を加える可能性がございます。予めご了承ください。
講師
有限会社ファルマ 代表取締役 田村 憲胤 氏
<講師略歴>
薬剤師 1975年(昭和50年)東京都練馬区江古田駅周辺にて音楽家の両親のもと育つ。小さい頃から「かかりつけ」にしていた町の薬局に憧れ薬学部に進学。卒業後大手ドラッグストアに就職するも、かかりつけにしていた地元の薬局薬剤師から「薬局を引継いでくれないか?」と声をかけられ、薬剤師5年目で事業承継し独立。その後も、昔から江古田にある薬局を3店舗事業承継するなど、地域の縁で西武池袋線江古田駅周辺に現在5店舗の薬局を経営。「江古田地域の方々の健康で豊かな暮らしに必要とされるかかりつけ薬局」を経営理念に掲げ、江古田を愛し、江古田で暮らし、地域住民と積極的に関わりを持ちながら薬局を経営している。
2005年4月地元である練馬区江古田駅の北口に、たむら薬局栄町店を開局
2007年7月江古田駅南口に、たむら薬局旭丘店を開局
2017年8月江古田駅南口に、たむら薬局豊玉上店を開局
2017年9月江古田駅北口に、たむら薬局小竹町店を開局
2024年4月江古田駅南口に、たむら薬局江古田銀座店を開局
有限会社ファルマ代表取締役 旭丘文化通り商店会会長 日本薬局協励会本部経営室委員
紅白薬業協同組合営業理事 保険薬局経営者連合会理事 明治薬科大学特別非常勤講師<執筆活動・講演>
2016年日本薬局協励会本部経営室薬業委員 登録販売者セミナー講師
2021年7月から「じほう」のファーマシーニュースブレイク(PNB)にて地域を愛し愛される薬局づくりのコラムを連載開始。
同年ネグジット総研・次世代薬局2025・みんなで選ぶ薬局アワード・保険薬局経営者連合会薬研講座・「じほう」トークイベントなどでの講演。
2022年マイナビメディカルサポネットでのコラム連載、保険薬局経営者連合会サマーフォーラム、CBセミナー、日本薬局協励会全国大会、福井県薬剤師会、メドピア、グッドサイクル、野口医学研究所、JACP協会などの講演
2023年明治薬科大学にて経営学にて特別非常勤講師として講義開始
2024年PNBコラム終了(全36回)練馬東法人会、EMシステムズ、青森県薬剤師会、日本薬局協励会近畿合同支部、明治薬科大学にて講演