保険薬局経営情報 5月号

※薬局経営者研究会研究会会員限定のコンテンツです。

はじめに

薬局経営者研究会では、会員限定コンテンツとして毎月PDFファイル形式の「保険薬局経営情報」のレポートを配信しています。

本レポートでは、

●最新の調剤に関する 医療行政や大手チェーンの動向

に加え、

●弊社コンサルタントによる戦略策定や教育実施のヒントとなる視点

を取りまとめています。

薬局経営に携わる方々の情報収集はもちろん、従業員の教育ツールとしてご活用ください。

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2025年5月号経営情報概要

<調剤報酬・処方箋推移マクロデータ>
●『最近の調剤医療費』R6年4月~R6年12月(P1-1~1-1-11)
 ・調剤医療費 6兆3,152億円 対前年比 +2.0%
  処方箋枚数  6億7,600万枚 対前年比 +1.5%
 ・1施設当たり処方箋枚数 R6年3月  1,261枚 対前年比 △2.1%
             R6年12月 1,344枚 対前年比 +3.7%
 ・調剤医療費単価 9,327円  対前年比 +0.4%
  技術料単価   2,579円 対前年比 +1.7%
  薬剤料単価   6,729円 対前年比 △0.1%
 ・R5年4~R6年3月 投薬日数 27.0日 対前年比△3.4%
 ・後発医薬品割合 
  80%以上 94.4% 90%以上 68.6% の店舗で。(R6年12月)
●平均乖離率 R6 速報値 5.2%(P1-2-6)
 
<行政の動向>
●経済財政諮問会議(P2-2~2-2-3)
  「骨太方針骨子案」の取りまとめに向けて審議
●財政審分科会(P2-2-4~2-2-12)
  「持続可能な社会保障制度の構築」への検討提起
  あるべき医療・介護分野理想像(関係者からの見え方)として
  「・・・医師に代わり薬の処方を行う・・・」と明記 
●電子処方箋 運用開始 病院(12.3%) 診療所(18.3%) (4/27現在)(P2-3-2,2-3-3)
●マイナ保険証の推進  (P2-3-5)
  オンライン資格確認利用率 全体27.26%(R7.3)
●令和7年度 サイバーセキュリティ対策チェックリスト 公表 (P2-3-8)
●地域支援体制加算 実績要件 (P2-3-15)
  単発の取り組みではなくストーリーでの取り組みを!

 
<大手チェーン等の動向>
●主要保険薬局主体・ドラッグチェーン(2・3月決算)、決算(P3-1) 
  増収も減益傾向 ※人件費増の影響大 
  ただし、1店舗当たり売上は増加傾向(スクラップ&ビルトの徹底か?!)
●ドラッグストア(併設店)調剤額  対前年比 8.4% 増(24年度)
  調剤報酬全体比 16.9%(23年度)に!(P3-3-1)
●大手チェーンの顧客組織化比率比較(P3-4-1)
  アプリ、送信システム等導入促進!
●オンライン服薬指導 (P3-4-2~3-4-3)
  SOKUYAKU、アクティブユーザー 四半期約30万で推移 
  LINEドクター 25年6月サービス提供終了 次サービス?
  楽天グループヨヤクスリ 処方薬登録に楽天ポイント付加!
●処方箋送信の普及促進(P3-4-5)
  kakari&やくばと 処方箋送信 95万(24.9-12)※前年同期1.3倍  
  つながる薬局 LINE友だち登録 146万(25.3)

 
<持続的に地域に選ばれる薬局になるために>
●持続可能な経営のためにビジネスモデルの再構築を!
  処方箋応需サービス業から地域の健康寿命延伸支援サービス業への転換!

●地域に根差す保険薬局としては、次の3つの方向性が課題
  ①エビデンスをもったアウトカムの見える化
  ②保険外収益も睨んだ顧客関係性の強化
  ⇒ロイヤル患者・顧客へ(顧客生涯価値の最大化)
    リピート(在宅になっても)・一元管理・家族・保険外 ※そのための対人業務
  ③業務プロセスの変革
●これらを支える基盤としての経営課題を推進する好循環の仕組みづくり
  ・・・目的(パーパス)志向の組織風土醸成を!
  そのために
   自律型の組織開発・人材育成を! アクション・ラーニングの活用を!    

 

目次

目次

1.調剤報酬・処方箋推移等マクロデータ         ・・・ 1-1
 (1)医療費の動向(調剤)・・・最近の調剤医療費
 (2)基礎マクロデータ
2.行政の動向                      ・・・ 2-1
 (1)各諮問機関の位置づけ
 (2)経済財政諮問会議・規制推進会議・財政制度等審議会等
 (3)厚労省
 (4)その他 
3.大手チェーン等の動向                 ・・・ 3-1
 (1)大手調剤チェーンの経営状況
 (2)ドラッグチェーンの調剤展開
 (3)その他の動き
4.持続的に地域に選ばれる薬局になるために        ・・・ 4-1
 (1)持続可能な経営のために・・・ビジネスモデルの転換
 (2)ビジネスモデル転換のための3つの方向性
 (3)ビジネスモデルの転換を進めるためのチームづくり

最後に(薬局経営者研究会のご案内)

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概要・配布ファイル

ユーザー用ファイル
  • ファイル無し
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