※薬局経営者研究会研究会会員限定のコンテンツです。
はじめに
薬局経営者研究会では、会員限定コンテンツとして毎月PDFファイル形式の「保険薬局経営情報」のレポートを配信しています。
本レポートでは、
●最新の調剤に関する 医療行政や大手チェーンの動向
に加え、
●弊社コンサルタントによる戦略策定や教育実施のヒントとなる視点
を取りまとめています。
薬局経営に携わる方々の情報収集はもちろん、従業員の教育ツールとしてご活用ください。
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2025年12月号経営情報概要
<調剤報酬・処方箋推移マクロデータ>
●『最近の調剤医療費』R7年4月~7月(P1-1~1-1-13)
・調剤医療費 2兆8,484億円 対前年比 +3.1%
処方箋枚数 2億9,611万枚 対前年比 ▲0.9%
・1施設当たり処方箋枚数 R7年7月 1,210枚 対前年比 ▲8.95%
・調剤医療費単価 9,605円 対前年度比 +4.0%
技術料単価 2,656円 対前年度比 +3.9% ※調剤基本料 844⇒919(7月)
薬剤料単価 6,930円 対前年度比 +4.1%
・R6年4~R7年3月 投薬日数 27.3日 対前年比 +1.1%
・後発医薬品割合 R7年7月
80%以上 95.7% 90%以上 72.3% の店舗。
●外来患者数 2020年までに224の医療圏でピーク見込。
※現在全国の二次医療圏は344
●平均乖離率 R7 速報値 4.8%(P1-2-6)
<行政の動向>
●経済財政諮問会議(P2-2) 「建議」を発信
・医療・介護・障害福祉分野の処遇改善 ・調剤報酬の定期性化
・後発品促進の適正化 ・OTC類似薬等自己負担の見直し
・リフィル処方箋の一層の拡充
●マイナ保険証の推進 (P2-3-10)
オンライン資格確認利用率(レセ件数ベース) 薬局46.25%(R7.10)
●中医協 診療報酬改定の議論
「調剤(その2)」 実施 (P2-3-13~19)
「個別事項について(その18)医療DX」 (P2-3-20~21)
「個別事項について(その19)残薬対策」(P2-3-22~26)
「個別事項について(その16)長期収載品の選定療養②」(P2-3-27)
「個別事項について(その12)後発医薬品・バイオ後続品の使用体制②」(P2-3-28)
12/24 【速報】令和8年度改定、
本体改定率+3.09% 全体+2.22% で決着
通常改定分は医科・歯科・調剤の配分率ほぼ維持
<大手チェーン等の動向>
●主要保険薬局主体・ドラッグチェーン第2四半期決算(P3-1)
増収も営業利益は明暗!
1店舗当たり売上も増加傾向(スクラップ&ビルトの徹底か?!)
●ドラッグストア(併設店)調剤額 対前年比 8.4% 増(24年度)
調剤報酬全体比 18.0%(24年度)に!(P3-1-2)
●大手チェーンの顧客組織化比率比較(P3-1-3)
アプリ登録 アイン248万人(25.7)、日調250万人(25.10)!
●その他
・情報通信機器を用いた服薬管理指導料等算定率の推移(3-4)
24.8 0.048% (前年比 1.85倍)
オンライン服薬指導を使った遠隔服薬指導の動き強化
・Amazonファーマシー 初回利用とアンケートでポイント付与
<持続的に地域に選ばれる薬局になるために>
●持続可能な経営のためにビジネスモデルの再構築を!
処方箋応需サービス業から地域の健康寿命延伸支援サービス業への転換!
●地域に根差す保険薬局としては、次の3つの方向性が課題
①エビデンスをもったアウトカムの見える化
②保険外収益も睨んだ顧客関係性の強化
⇒ロイヤル患者・顧客へ(顧客生涯価値の最大化)
リピート(在宅になっても)・一元管理・家族・保険外 ※そのための対人業務
③業務プロセスの変革
●これらを支える基盤としての経営課題を推進する好循環の仕組みづくり
・・・目的(パーパス)志向の組織風土醸成を!
そのために
自律型の組織開発・人材育成を! アクション・ラーニングの活用を!
目次
目次
1.調剤報酬・処方箋推移等マクロデータ ・・・ 1-1
(1)医療費の動向(調剤)・・・最近の調剤医療費
(2)基礎マクロデータ
2.行政の動向 ・・・ 2-1
(1)各諮問機関の位置づけ
(2)経済財政諮問会議・規制推進会議・財政制度等審議会等
(3)厚労省
(4)その他
3.大手チェーン等の動向 ・・・ 3-1
(1)大手調剤チェーンの経営状況
(2)ドラッグチェーンの調剤展開
(3)その他の動き
4.持続的に地域に選ばれる薬局になるために ・・・ 4-1
(1)持続可能な経営のために・・・ビジネスモデルの転換
(2)ビジネスモデル転換のための3つの方向性
(3)ビジネスモデルの転換を進めるためのチームづくり
最後に(薬局経営者研究会のご案内)
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