保険薬局経営情報 9月号

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はじめに

薬局経営者研究会では、会員限定コンテンツとして毎月PDFファイル形式の「保険薬局経営情報」のレポートを配信しています。

本レポートでは、

●最新の調剤に関する 医療行政や大手チェーンの動向

に加え、

●弊社コンサルタントによる戦略策定や教育実施のヒントとなる視点

を取りまとめています。

薬局経営に携わる方々の情報収集はもちろん、従業員の教育ツールとしてご活用ください。

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2025年9月号経営情報概要

<調剤報酬・処方箋推移マクロデータ> 
●『最近の調剤医療費』R6年度年間数値発表(P1-1~1-1-13)
 ・調剤医療費 8兆4,347億円 対前年比 +1.5%
  処方箋枚数 8億9,859万枚 対前年比 +1.2%
 ・1施設当たり処方箋枚数 R7年3月  1,284枚
        対前年比 +1.81%   10前年比 △5.1%
 ・調剤医療費単価 9,372円  対前年度比 +0.3%
  技術料単価 2,594円  対前年度比 +2.1% ※調剤基本料 794⇒857
  薬剤料単価 6,760円  対前年度比 △0.6%
 ・R6年4~R7年3月 投薬日数 27.3日 対前年比 +1.1%
 ・後発医薬品割合  R7年3月
  80%以上 94.6% 90%以上 67.7% の店舗で。
●外来患者数 2020年までに224の医療圏でピーク見込。
  ※現在全国の二次医療圏は344
●平均乖離率 R6 速報値 5.2%(P1-2-6)
 
<行政の動向>
●経済財政諮問会議(P2-2)  「骨太方針骨子」閣議決定
 ・医療・介護・障害福祉分野の処遇改善
 ・業務負担軽減等 持続可能な社会保障制度のための改革実行、
  現役世代の保険料負担を含む国民負担軽減を実現
●マイナ保険証の推進  (P2-3-5)
  オンライン資格確認利用率(レセ件数ベース)  薬局37.29%(R7.6)
●中医協 診療報酬改定の議論 「調剤(その1)」 実施 (P2-3-8~24)
  調剤の論点  
 ○地域の医薬品供給拠点の役割を一層充実させる観点から、
  調剤技術料(調剤基本料、地域支援体制加算、後発医薬品調剤体制加算等)における評価について
 ○薬学管理料(調剤管理料、かかりつけ薬剤師指導料等)における評価について

 
<大手チェーン等の動向>
●主要保険薬局主体・ドラッグチェーン第1四半期決算(P3-1) 
 増収増益基調に! 
 1店舗当たり売上も増加傾向(スクラップ&ビルトの徹底か?!)
●ドラッグストア(併設店)調剤額  対前年比 8.4% 増(24年度)
  調剤報酬全体比 18.0%(24年度)に!(P3-1-2)
●大手チェーンの顧客組織化比率比較(P3-1-3)
  アプリ登録 アイン248万人(25.7)、日調250万人(25.6)!
●情報通信機器を用いた服薬管理指導料等算定率の推移(3-4)
  24.8  0.048% (前年比 1.85倍)
●オンライン服薬指導 (P3-4-4~3-4-5)
  SOKUYAKU  アクティブユーザー 四半期約30万弱で推移 
  Amazonファーマシー  電子処方箋主体からオンライン診療主体にHP表示変更
  楽天グループヨヤクスリ 処方薬登録に楽天ポイント付加!

 
<持続的に地域に選ばれる薬局になるために>
●持続可能な経営のためにビジネスモデルの再構築を!
  処方箋応需サービス業から地域の健康寿命延伸支援サービス業への転換!

●地域に根差す保険薬局としては、次の3つの方向性が課題
  ①エビデンスをもったアウトカムの見える化
  ②保険外収益も睨んだ顧客関係性の強化
  ⇒ロイヤル患者・顧客へ(顧客生涯価値の最大化)
    リピート(在宅になっても)・一元管理・家族・保険外 ※そのための対人業務
  ③業務プロセスの変革
●これらを支える基盤としての経営課題を推進する好循環の仕組みづくり
  ・・・目的(パーパス)志向の組織風土醸成を!
  そのために
   自律型の組織開発・人材育成を! アクション・ラーニングの活用を!    

 

目次

目次

1.調剤報酬・処方箋推移等マクロデータ         ・・・ 1-1
 (1)医療費の動向(調剤)・・・最近の調剤医療費
 (2)基礎マクロデータ
2.行政の動向                      ・・・ 2-1
 (1)各諮問機関の位置づけ
 (2)経済財政諮問会議・規制推進会議・財政制度等審議会等
 (3)厚労省
 (4)その他 
3.大手チェーン等の動向                 ・・・ 3-1
 (1)大手調剤チェーンの経営状況
 (2)ドラッグチェーンの調剤展開
 (3)その他の動き
4.持続的に地域に選ばれる薬局になるために        ・・・ 4-1
 (1)持続可能な経営のために・・・ビジネスモデルの転換
 (2)ビジネスモデル転換のための3つの方向性
 (3)ビジネスモデルの転換を進めるためのチームづくり

最後に(薬局経営者研究会のご案内)

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概要・配布ファイル

ユーザー用ファイル
  • ファイル無し
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