狙い(目的)と期待効果(目標)
<狙い(目的)>
●変化の時代における生き残りのカギである自律型組織になるため
<期待効果(目標)>
以下のポイントと実践イメージが明確になっている
●システム原型 やシステム思考のプロセス(より深い対話の実現)のイメージが持てている
●課題解決のために実務でも使ってみよう! という気持ちになっている
企画趣旨
保険薬局業界における経営環境変化は激しく、従来のビジネスモデルだけでは、生き残っていくことは難しい時代になっています。そうした中、この変化に対応していける自律型組織を構築することがその成功要因の一つと言えるでしょう。
その自律型組織の形態の一つとして、再び注目されているのが 「学習する組織」 です。
そこで今回は、学習する組織のコアとなる能力の一つである
「複雑なできごとを構造で理解する力〜システム思考」
について深めていきます。 つい「短期的な解決策」に走って「根本的解決策」を先送りしてしまい、結果的にその状況を「振出しに戻す」ことに陥ることがありませんか? 実はその根底には「構造」や「メンタルモデル」があり、そこに目を向けないと同じようなことを繰り返したり、他者だけのせいにしてしまうことがよく起こりえます。
こうした状況に陥らないように、課題検討を進めるのに効果的なのが、
「よくある問題の構造の型」である「システム原型」です。
今回では、この「システム原型」の「うまくいかない解決策」の理解を深めて、それに自己の課題をあてはめ、対話をすることで、課題解決の促進を図るステップを体験してみます。ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています。
プログラム
1.オープニング
2.システム思考とループ図
(1)システム思考とは?
(2)ループ図とは?
3.システム原型をつかってみよう!
〜自己の課題についてシステム原型を使っての対話~ 個人検討 グループ検討 全体共有
4.クロージング
参加者の声
●課題の分析の仕方が参考になりました。 課題を掘り下げていくためのコミュニケーションの手段として使えそうです。 (30代 男性 管理者) | ●システム思考を氷山モデルのイメージ図で説明をしていただき、その全体図がわかりやすかったです。再発防止策を考える上で仕組みやルール図を活用すれば、見えてなかったリスクについても考えることができそう。 (40代 女性 管理者) | ●特に、全体像を見てその本質を捉えようとする考え方が参考になりました。常に改善すべき課題は存在しますので、まずループ図を作成していろいろな立場から多角的に分析したいと思います。 (50代 男性 経営幹部) |
講師
株式会社ネグジット総研 経営コンサルタント・ファシリテーター 久保 隆 (くぼ たかし)