●企画趣旨
組織原則には、経営学で言われている一般的な原則がありますが、それに加えて最近では組織の持続的な成功を推進するための「組織の成功循環モデル」という考え方があります。
ついつい「結果」にこだわるため、「結果の質」が悪いとチームの「関係性」が悪くなり、そのために否定的な考え方に陥ることで「行動」も消極的になり、その次の「結果」も悪くなるといった悪循環に陥ってしまいます。
一方、成功しているチームは、目的・目標達成に向けてチームの「関係の質」を高め、共通の価値観(「思考」)を持ち、共通の価値観に基づいた「行動」をとり、そのおかげで良い「結果」を出し、それゆえチームの「関係性」はさらに良くなるという好循環を生み出しています。
本研修では、経営学で扱われる古典的な組織原則を踏まえつつ、チームを活性化させるための原則である「成功循環モデル」、また、その推進に役立つ、建設的に切磋琢磨のできる「共創的対話」の理解を、演習を通じて深めていきます。ぜひ、この機会にご参加下さいませ。
●研修の狙い(目的)と期待効果(目標)
<狙い(目的)>
●チーム(部門)の長(経営者)である 管理者として
チーム「効果的に・効率的に」運営する基本スキルを習得するため
<期待効果(目標)>
以下のためのポイントと実践イメージが明確になっている
●チームの本質が理解できている
●チームを活性化させるための原則である、組織の成功循環モデルが理解できている
●関係の質・思考の質を上げるため、共創的対話の構造を押さえられている
●プログラム
1.オープニング
2.組織原則とは?
(1)組織・チームとは?
(2)古典的な組織原則
(3)組織の成功循環モデル
3.成功するチームにするために~共創的対話~
グループ演習 全体共有
4.クロージング
●各研修での参加者の声
何となく組織とは、薬局長とは、こうあるべきであろうと思っていたものが、古典的な組織原則という明文化されたものを知ったことで、より深い知識となった。<管理薬剤師:男性> | 現在、現場でスタッフ間のコミュニケーションで悩んでいることがありましたが、自分の聴き手としてのスキルの見直しもできたと思います。早速、明日から新しい視点を持って実践したいと思います。<管理薬剤師:女性> |
目標を達成するためには、まずはスタッフ1人1人に目を向けていい関係性を築く事が大切であると感じました。よりよい職場環境を作ることが強い組織を作る第一歩であると学びました。<管理薬剤師:女性> | 組織原則を学べたこと チームの成功のためには心理的安全性が不可欠であること 心理的安全を図るためには対話を通じたコミュニケーションが大切であることなどを学べた。<管理薬剤師:女性> |